とりいもと宿場まつりに参加 ~準備編(Part3)~

いよいよ「とりいもと宿場まつり」前日。
これまでの準備作業もいろいろありましたがむしろここからが大変。
というのも京田辺市から滋賀県彦根市まで整備したゲーム筐体その他備品を運ばないといけません。
しかもいつ壊れるかわからない30年近く前の筐体や基板。
更にゲーム筐体は1台約60kgもあります(‘90年代に出てきたアップライト筐体のことを思えばまだましですが→私もセガの「エアロシティ」という筐体を所有していますが、こいつは100kg超あります・・・)から。
さてどうすんべ、と考えてレンタカーを調達することにしました。
今回ゲーム筐体5台に加えてゲーセン椅子やポスターや看板その他いろいろ備品、それとメンテナンス用ツール(工具箱ですが、実はこいつもべらぼうに重い→他に電動ドリル等)も持っていかないといけません。
とにかく重いゲーム筐体のことを考えるとパワーゲート付きのトラックを借りるのがいい、とアドバイスを受けたのですが、近所のレンタカー屋さんでは取り扱ってなくて結局奈良の大和西大寺まで行かないと調達できませんでした。しかも2tロングトラック・・・そんなでかい車運転したことないのですが・・・。

そんな文句言ってる間もなく彦根に搬送する日になりました。こうなったらやるしかない。
実際に見る2tロングトラックはやはりでかい・・・。
一通り操作方法(含パワーゲート)を説明してもらって早速京田辺に向かいました・・・がいきなり道に迷うorz実はこのトラックにはナビが付いていなかったんですよ。住宅街の狭い道で右往左往。いきなり冷や汗まみれになって何とか国道24号線にたどり着けた時はこりゃ前途多難だな、と思いましたよ。
因みにこのトラックは6速マニュアル。マニュアル車は普段から乗っているので楽勝・・・と言いたい所ですが、2tトラックはクラッチも重いし何よりでかい。
レンタカー会社の担当者にも注意されたのですが、車体が長いだけに周辺を巻き込まないように交差点では大回りしないといけません。しかしミラーはでかいしバックミラーの代わりに付けてあるバックモニターが非常に役に立ちました。何事も慣れですね。
往路はおっかなびっくりでしたが、復路は完全に慣れてました。

そんな訳で何とか京田辺に着いていよいよ荷物の搭載。
ありがたいことに私の妹が手伝いに来てくれました。
正直妹がいなければスムーズに作業は終わらなかったと思います。しかしゲーム筐体の鍵が行方不明になって予定より30分遅れてしまった。更にその後雑用で時間取られて結局出発したのは予定より1時間後。
運転にも慣れてないしいつものようにスピードアップして間に合わせる訳にもいかず。
午後2時半頃ようやく彦根に到着しました。
しかし会場の中山道の宿場町は非常に道幅が狭いのに加え案外交通量が多い。そんな場所に2tロングトラックで荷卸しってどうするんだ、と考えてる間もなく次から次へと車が通る・・・。
幸い「とりいもと宿場まつり」のスタッフの皆さんがすぐ来てくれて何とか邪魔にならないようにトラックを置けて荷物の積み下ろしも無事完了しました。
荷物の積み下ろしが終わっても私は当日きちんと動くようにセットアップ作業をしないといけません。
特に今回は非常に壊れやすいことで有名なバブルシステム版「グラディウス」を持ってきています(念のため予備として壊れにくいROM版も持ってきていましたが)のでドキドキしながら動作確認しました・・・が、どうも「ゼビウス」が調子悪い・・・どころか動かなくなってしまいました。テスターで調べてみました(こういうことがあるから重いけど工具箱は必須なんです)が、どうも+5Vの電流が流れていないみたい。実はヒューズが切れていただけだったのですが、電源ユニットの調子もあまりよくなくて結局イベント当日は動かすことが出来なくなりました。
しかし他の筐体は無事稼働しました。「グラディウス」も無事でした。



約1時間でセットアップ作業は終了。しかしここで困ったことが。
当初はこのまま実家に宿泊する予定をしていたのですが、2tトラックでは実家の村の狭い道を通ることは不可能・・・。
どうしよう、と思ったのですが、実は色々と忘れ物をしていたことに気付いたのでトラックを置いて一旦京都に戻って翌日再び鳥居本に戻ることにしました。
そんな訳で久々に近江鉄道に乗ることになりまして、JR~近鉄と乗り継いで何とか夜8時頃に京田辺に帰りました。
翌日は早いのですぐ寝ました。いよいよ当日。

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