Too Late

先週火曜日、朝から晩まで大阪にて研修を受けてきました。
昼間は「国際財務報告基準」(IFRS:International Financial Reporting Standards)の研修、夜は相続税や贈与税の財産評価に関する研修でした。
「国際財務報告基準」に関する研修は非常に興味深い内容だったのでまたここでも機会を改めて取り上げたいと思いますが、今回は夜の財産評価の研修に関して触れたいと思います。
・・・が実は専門的な話ではなく、その中で出てきた余談についてですが。(このカテゴリーでいいのかなあ?)
今回の研修は全10回、夜間に開催されるのですが先週の火曜日の研修はその1回目でした。
講師は笹岡宏保先生。資産税に関しては非常に有名な方で私も過去に何度も笹岡先生の研修に参加しています。
非常に面白くディープな内容(「超マニア向け」かもしれないのですが)で毎回とてもためになる内容です。
この10回シリーズの研修の内容は「財産評価」ですが、その中で土地の評価に焦点を絞った内容です。
最初ということで土地の種類に関する話から始まった(これも「豆知識」として知っていると面白い話だったのでまたここで触れたいと思います)のですが、その中で「田」に関する余談が非常に印象に残りました。というか自分にとってはずしりとのしかかってきたように思いました。
笹岡先生が話されたのは「休耕田」の話です。曰く「一度「耕作」を止めてしまえば田は草ボーボーになって元に戻すのはとても難しい。とりあえず耕作が出来るようになるまででも数年かかる。それに耕作が出来るようになってもそこで取れる米は美味くない」
・・・前半の「元に戻すのはとても難しい」という話は聞いたことがあるのですが、後半の話までは考えたことがなかったです。要するに一度田を荒らしてしまえば事実上耕作を再開するのは無理、ということなんですね。
この話が何故自分にずしりとのしかかってくるのか。
実は私は実家に田を所有しているのです。しかし休耕田にしてしまい今や草ボーボーになっているのです。
正直「んなもんまたすぐ再開出来るよ」と考えていたのですが、それは甘かったということですね。
かつては村の親戚の方に米を作ってもらっていたのですが、その方が今から数年前に事故で亡くなられてしまいそれから耕作放棄していたのです。
正確には田は2か所あって一つは今も村の方に頼んで耕作してもらっているのですが、それは小さな面積の田でメインの大きな田が耕作放棄状態になっているのです。
以前から何とかならないのか、と思っていたのですが、今の私の置かれている状況ではどうしようもないです。本気で耕作再開するなら税理士の仕事やめないと多分無理だと思いますし。
改めてどうすればいいのか、と。正直どうしようもないのですが、何とかならないのか、と思います。
誰かいいアイデアがあれば教えてほしいものです・・・。

コメントを残す